一部のトレーナー養成学校の闇の部分。　トレーナーの種類と必要資格。

　高校生に限らず、”スポーツトレーナー（以下：トレーナー）として仕事をしたい”と考えている方や、高校の進路相談などの先生方から、トレーナーの”お仕事内容”や、”養成学校”に関する質問を多く頂きます。

　そして僕自身、そういった質問に対してもお答えすることがすごい多いんですよね。

　ということなので、この際、”トレーナー養成校へ入学を考えている方や、進路指導などの高校の先生方に向けた内容”を、このブログでも書いて残しておこうと思います。

　ここで一番にお伝えしておきたいことは、

　自分がトレーナーとして、”やりたいことができる資格を取得できる養成学校なのか否か”を、入学する前に確認してもらいたい。

ということ。

　あくまで一部の養成学校ですが、”トレーナー”ということを一まとめにして、オープンキャンパスなどで入学を考えている学生さんに対して、曖昧な説明をしたままで入学に至ってしまう。

という学校がいくつかあるんですよね。

　そして、卒業間近になってくると、もちろん”就職”などの進路を考えますよね。

　そのタイミングで、

「あれ？資格がないから出来ない。」
「できると思ってたのに出来ない。」

ということが起こってしまうんです。

　これね、わりと現状です。くどいですが、一部の養成学校ですよ！

　なので、自身が「トレーナーとして何をしたいか？」を、事前に自分自身でしっかりと確認するしかないんだと思うんですよね。

　では、前置きが長くなりましたが、本日の本題へ移りたいと思いますっ！

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一部のトレーナー養成学校の闇の部分。
トレーナーの種類と必要資格。

　はじめにお伝えしておきますが、タイトルにもある通り、一部の養成学校ですからね！

　また、決して一部の養成学校をディスっている訳ではなくて、トレーナー養成学校に入学を検討している時期に、絶対に知っておいてほしいと思っているだけです。

さぁ、トレーナー志望の方へ伝えていきます。

　トレーナーになりたい！
　トレーナーの仕事をしたい！

　と思った時に、自分の頭で”理解•整理”しておかないといけないこと。

それは、

①トレーニングジムなどで、トレーニングを指導したい？
②選手のケガや痛みなどを治療や応急手当（処置など）したい？

まずは、この2択を選択。

どっちもしたい！という方は、②を選びましょう(^^)

では、トレーナーの養成学校で取得するべき資格は？

①トレーニングを指導したい。
　特に資格は必要なく、大事なのは、トレーニング知識などを得る。

※各協会の”アスレティックトレーナー”資格など
（↑これは国家資格ではないので、”アスレチックトレーナー”という名は、誰でもいつでも名乗れます。一般には、トレーニングやリハビリの知識があるという民間資格をイメージですね。）

②選手に対して治療や応急手当（処置など）をしたい
　”お仕事として”選手や患者さんに触れる（治療、処置など）のには、絶対に、”医療系国家資格”を取得が必須なんですよ。
（鍼灸師、理学療法士、柔道整復師、などなど）
※スポーツチームなどでは、”メディカルスタッフ”に位置付けられます。

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何となく、ふ〜ん。そうなんだ(^^)
っていうかんじですよね？

そんな感じで大丈夫です。

で、何が言いたい？と。

今回のブログで1番伝えておきたいことは、

「②の仕事が出来ると思ってたけど、①の仕事しかできないじゃん！」　

という事態が起こらないかどうか。

少しわかりやすく言い換えると、

「選手へ治療や処置が出来るようになると思って入学したけど、医療系国家資格がないので、卒後はトレーニング指導などは出来るが、治療や処置が出来ない。」

こういう事が起こります。

　中には、”医療系国家資格を持っていない”けれども、ある程度知識はあるし、やりたいからやっている。

　例えるなら、”医師免許のないブラックジャック？”みたいなイメージ。

極端ですが。笑

もちろん、ダメ。アウトです。

　なので、既に「①の仕事をしたい！」と確固たる意思を持っている学生さん以外は、”医療系国家資格を取るための養成学校”選びを入念にしましょうね(^^)

　知るのが遅かった。という学生さんは少なくはないんです。

　珍しく、すんごく真面目に長くなりましたが、このへんで失礼します！

僕は、完全にメディカル側のトレーナーなんで、
ご質問などあれば、さくっとお聞きして下さいね！